Spinning
忘れるということは ある種の防衛本能みたいなもので 忘れないということは 人間をもっと危険な状態にするのかもしれない。 本来思い出せないような 本来記憶から消えていっていたような そんなことまで事細かに思い出せるような時代だから いろんな病気にな…
押し殺すことに慣れると、 それはもう存在しなくなる。 そうやって我慢を重ねることが、 正しいことだと教えられてきたのに。 良かれと思ってやっていたことを 否定されてしまうと 何が正しいのかわからなくなって。 それを鬱陶しく感じるなら もういっそ消…
なにを食べるか。 どこで食べるか。 だれと食べるか。 どんな思いで食べるか。 あたたかい世界の入り口で 扉をあけて待ってみよう。
人を絶望に陥れるのは、そんなに難しいことじゃない。 あなたを支えるなんて言いながら、素敵なはしごをかけてあげて。 気づかぬうちに笑顔で蹴り飛ばしてしまえばイイ。 理由をわかりえないことが絶望であって。 安定させたり、不安定にさせたり。 希望を与…
嘘。ツキトオセバ? 本心。カクシテオケバ? 過去。ツクリカエレバ? 感情。ゴマカシテオケバ? 信頼。シタフリダケデショ? 愛。 忘レテシマエヨ。 失ナッテシマエヨ。
暖かいものや 幸せなものを見ると こみ上げてくる 破壊衝動や自傷傾向は 隠して丸めて奥にしまうしかないんだろうか。 きっとそんな理解されない気持ちを抱えてる。 なんて言って、可哀想に思われたいみたい。
たとえ全てが偽りのもので昔とは全く違っているのだとしてもそれが純粋な偽りなら受け入れようと思った。
なんでもいいよ と 責任感 AくんはBくんをゴハンに誘いました。 Bくんは なんでもいいよ と言ったので Aくんはとっても高いお店に連れて行きました。 AくんはBくんを旅行に誘いました。 Bくんは どこでもいいよ と言ったので Aくんはとっても豪華な世界一周…
きっとまだ大人になりきれてないんだな。 上手に大人のフリができちゃうから、 それがホントなんだと 自分でも勘違いしちゃってたんじゃないだろうか。 そうやって、 これまで上手く甘えてこなかったから そうできるような環境で生きてきてないから これから…
ほんとは、 なんだって 気づかないまま死んでいけたらいいんだけどね。 そんなうまくできてないから、 そんなうまくいかないから、 いつかは気づくし、 そのうち気づいてしまうし だから、ちゃんと自分を守らなきゃね。
大きさを感じることがあるように 小ささを感じることもあって。 世界を大きく感じたり、小さく感じたり。 家を小さく感じたり、大きく感じたり。 伽藍としたって言葉みたいに 小さかったものを大きく感じて さみしさが流れ出るように。 そしてそれをムリヤリ…
日に日に弱り続けていくものを 見続けなければいけないのなら いっそ目を閉じてしまえばいいなんて ぼんやりとした世界が見える。 そしてうっすらと静かに 弱ったものが消えていくのが見えた気がした。 気がした、だけ。
後悔はたくさんした。 あたりまえだね、人生だし。 選択の連続だから仕方ない。 でもその後悔は、 今はもう、後悔じゃないよ。 例えば、お昼ごはん、何食べた? 何と迷った? あっちにすればよかったって思ってたりして? けど、食べた方のごはんもおいしか…
雲の上は いつも晴れ って表現 あたりまえなんだけど 飛行機に乗ったとき、あぁ本当だなって思う。 青と白を、光が貫く世界。 これだけを理由に、パイロットになりたいと思うのもわかる気がする。 まるで、雲に乗って歩けるような そんな錯覚におちいるほど…
旅をしていると、何かを考えたくなる。 いや、何かを考えたいから、旅に出るのかもしれない。 それは、どこかへ向かう列車の中で。 あるいは、どこかの街を歩いているときに。 なにか新しいものを感じながら。 なにか懐かしいものを感じながら。 そうやって…
なんでここにいるんだろうってふと考える。 "なんで"ってのは、"なんのために"って意味で。 なんのためにここに来たんだろうって。
人と同じことはしたくないって考えに縛られに縛られてきた。 全く同じ経験なんて絶対にできないのに。 それに気づくと、この世界はなんて広いんだろうって再認識できる。 行きの道と帰りの道で、違う道を使うことだけが 違うを感じる手段じゃないって気づけ…
新しい場所へ行くと、 目が、耳が、感覚が鋭くなったりして。 今まで当たり前だったかもしれないものが、当たり前じゃないように感じて、 新しいもののように気づいたりして。 今までの当たり前をまた確認してみたくなる。
なにかに気づく瞬間ってのは、必ずある。 その瞬間に出会うのは、1度かもしれないし、そうじゃないかもしれない。 それを見逃さないようにするのも1つだし、 流れに身を任せて、ピンと来た時に動き出すのも1つだと思う。 自然体って言葉が好きだから、 常に…
たとえば 自分の存在が誰かを支えているとして、 そんな関係になれたのは、 お互いに少しずつ近づこうとしたからだとしよう。 それはきっと大切なコトだろう。 でも、だとしたら 自分や誰かって存在が消えてしまうコトが、 大きな影響力を持ってしまったわけ…