The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛
The Lady - Luc Besson
アウン・サン・スー・チー、ビルマ、ミャンマー、デモクラシー。
でも家族の話、かな。
時代背景とか自分が生まれる前の話だから、それこそノーベル賞の話とか全然知らんかった。
支えるということについての映画として見て、あとでミャンマー、ビルマのことを調べるべきかもしれない。
興味を持つきっかけとしての映画。
どうして今この時期にこの映画が制作・公開されたのか、それが気になってくる。
音楽についてだけど、パッヘルベルのカノンが使われてる。
カノンっていわば輪唱みたいなもんで、同じメロディーを違うタイミングでスタートさせる形式。そんでもってその調和が美しいよねって音楽。
主旋律が先導して走って、追随していくメロディーたち。追随していくメロディーは、主旋律と同じメロディー。しかも不協とならずに、綺麗に調和して "大きな1つの音楽" になっていく。
先導者がいて、同じ考えの人達が調和しながら追っていき、大きな1つの動きとなる。
民主化という主旋律を、タイミングが違うけど徐々にスタートさせて、調和していき、大きな1つの動きになる。
そう考えるとピッタリな音楽だと思った。