「社会を変える」を仕事にする
「社会を変える」を仕事にする - 駒崎弘樹
ちょっとここんとこソーシャルベンチャー関連続きだけど、読んでみた。
すごく人間的で、でも推進力・実行力をすごく感じる内容だった。
1度、直接お話を聞いたことがあるけど、この人ほど明確なビジョンを感じたことはないなぁ。
以前の朝まで生テレビに出演していたのも見て、政策的・政治的になっていて少し驚いたんだけど、コレ読んでみて納得。
「溺れる赤ん坊のメタファー」に言及してるところがあって、あぁ、この人はトップダウンもボトムアップも自分でやろうとしてるんだなって思った。
事業開始にあたって、政治・政策の壁にぶつかって、それに依存しない道を選ぶ。そして、新たな別の方法で軌道に乗り始めカタチが見えてきた所で、改めて政治・政策にぶつかっていく。
赤ん坊を助ける方法と仕組みを確立させた上で、赤ん坊を投げ込む人を止めさせに行く。
なんて視野が広く、そして貪欲なんだろう。
社会を変えるってことはそういうことなんだろうな。