つちをたがやすかぜのひと。かぜをうみだすつちのひと。

気づいたコトや考えゴトを置いて〼。

Disasterにあった人の話。

といっても具体的な話じゃなくて。

 

今日 BBC 見てる時にインドのサイクロンの被災者のインタビューが映ってて

テロップが、"disaster survivor"ってなってた。

日本語に直訳すると、"生存者"じゃん!って思って直接的やなぁって思ったから、気になって調べてみたけど

反対に、"被災者"って"victim"とか"sufferer"とかで、めっちゃネガティヴ!と思ってしまった。

 

深い意味は無いのかもしれないけど

"災害から生存している"ことと

"災害にあっている"こと

のどちらを強調するかっていう文化なのかナーって(もちろん潜在的な意味で)

 

"生存者"なんて生々しいって思ったけど、被害にあってることを強調する"被災者"って言葉より、もしかしてよっぽどポジティヴな言葉なんじゃなかろうか。

 

考えてみれば"生存者"はどこまで行っても、死ぬまで"生存者"なわけで。

でも、"被災者"はいつまで"被災者"なのさ。

怪我が治るまで?家が直るまで?家族が?街が?

 

言葉に縛られるということがもしも存在するならば、

"被災者"という言葉はそのチカラを持っているんじゃないだろか。

だからこそ言葉を選ばなければいけないし、

外国語に接する時に、その違いを感じて、考えることが大切だと思う。