つちをたがやすかぜのひと。かぜをうみだすつちのひと。

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論文が書けないなら、テーマや先行研究を探そう。先行研究がないことはない、と、思う。

修士課程の口頭試問がようやく終わって、あとは自力で出来ることは何もなく、ただ結果を待つだけの段階になりました。

僕は学部でも論文を書いているので、今回が3本目の論文になります。(学部3年、4年、修士2年の3回)

せっかく論文を書いたので、どうやって論文を書くと良いかをまとめとこうかと思って、こんな記事を書くことにしました。

とりあえず、まずは、テーマの決め方に関して書いてみようと思います。

今後、論文を書く人がいれば、参考にしてもらえると幸いです。

 

学部や修士レベルで、通説を覆すのは難しい。

これは、良く気にされることですが、学部レベルや修士レベルの論文で、そうそう学会誌に乗ったり、何か定説が覆ったりすることはありません。逆にそうなればラッキーくらいの感覚でいるのが良いと思います。(もし、学者になりたいというわけでないのなら。)

しかし、じゃあ今までの人と同じことを書いていればいいかというと、そんなこともない。まったく同じものはパクリと同じです。

だから、何か+になるものをつけて書くことを意識すれば良いのです。では、プラスになるものとは何でしょうか。

 

例えば、コミュニケーションの機会が減少しているということについて書きたいとき、コミュニケーションの機会について触れてたり書いてあったりする本や論文をいくつか読みます。その中であまり出てきてない視点を探すのです。

 

パターン1 もう少し深掘りしてみる。

いままでの研究が男女で比較してなかったり、年代で比較してなかったりするのならそうやって比較することが+になるものの部分になります。他にも、趣味嗜好で分けたり、居住地で分けたり、いろいろな深掘りの仕方があると思います。こうやって調査をより詳細にして、比較するというのが1番とっつきやすいと思います。

パターン2 フィールドを変えてみる。

先行研究が日本について調べているなら、中国や韓国について同じ方法で調べてみる、比較してみるというのも方法です。Aという場所ではこうだったけど、Bという場所ではこうだみたいに、同じレイヤーの要素で広げることが+になるものの部分になります。国だけでなく、特定の大学を対象としているなら別の大学を対象にすることも有意義です。

パターン3 パネル数を増やす。

これはすごく単純で、30人を対象としている調査を、60人でやってみる、100人でやってみるなど、パネル数を増やすことが+になるものの部分になります。ただし、これは2倍や3倍、もしくは10倍など、すごく人数を増やすことに意義があるので、1人増やしましたではダメです。

パターン4 原因なのか結果なのかを意識する。

コミュニケーションの減少について調べるなら、先行研究がコミュニケーションの減少した理由について書いているのか、コミュニケーションが減少した結果について書いているのかを見極めることです。そして、その書いてない方についてまとめたり、原因の原因もしくは結果の結果についてまとめれば、それが+になるものの部分になります。

コミュニケーションが減少したのはなぜか→Aという理由→じゃあそれはなぜか?という風に原因究明を続けていけば、必ずテーマは見つかります。(結果の場合でも同じ。)

パターン5 他の原因や結果を探す。

答えが出ているからといって、それだけが答えとは限りません。他にも原因や結果が有るかもしれないです。コミュニケーションが減少しているのは、人間の性格が変化したからかもしれないし、ケータイが普及したからかもしれないし、話さなくてもわかるようになったからかもしれません。他の原因や結果を発見できれば、それが+になるものです。

 

この他にも色々やり方は、あると思いますが、多分大きくこの5つのどれか(もしくは複合)で、テーマ決めは解決すると思います。

 

先行研究がない。って本当?

はじめから書きたいことがある人やテーマが決まっている人は、先行研究がないとよく言います。本当によく聞きます!けれどそんなことはありません!

全く同じ研究などいくら探しても絶対にありません。そんなのがあればあなたの研究はする必要がなくなってしまいます。つまり先行研究とは、自分のテーマや内容と全く同じ研究ではないのです。

先行研究は、あなたの研究が独自で、いままでやったことある人がいないよ!ということを証明するためにあるのです。

つまり、

  • 男については調べてあるけど女については調べてない
  • 20代については調べてあるけど、30代は調べてない
  • 全国的に見てるけど、この地域は特別かもしれない
  • 原因は分かったけど、ほかにも理由はあるかもしれない。

などなど、自分の研究は意味あるものだよ!っていうことを主張するためのものなのです。

先行研究は、自分のテーマや内容と全く同じ研究でなく似た研究なのです!

そして、その似た研究は、今まで書いた上の5パターンを逆にたどれば、見つかります。

 

ま、たいていの場合、タイトルを検索すれば自然と似たようなのが出るけど

 

テーマが決まれば、論文作成は半分以上が終わってるとも言われます。

ということで、テーマ決めからがんばってくださいねー。

 

 

論文・レポートの基本

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