社会人になって気づいた、効率化と横着の違い。
こんにちわ。
社会人生活って結構難しいなッて思います。
効率化するということ。
新卒は圧倒的に仕事ができません。タスク整理や日報送付などに必要以上に時間を使ってしまいます。
情報を調べたり、提出の体裁を整えたりが意外と時間のかかる作業だと知って驚きました。
でもその中で、少しずつ工夫をして効率化をしていきます。例えば、メール返信の定型文を活用したり、よく使う言葉を辞書登録したり。
少しだって時間があれば、他のことに回すことができるから。
横着するということ。
しかし、効率化することと横着することはどうやら違うようです。
新卒が自分の足で情報を稼がずに、先輩から横流ししてもらうのは横着になってしまうようです。
横着に映る新人は、必ずマイナスな評価を受けると思います。
しかし、どこからが横着で、どこからが効率化なのでしょうか。
最低限自分で調べればわかるところまでは準備しているか。
自分で調べることを怠って、すべてを上司に尋ねてしまうと、それは横着になってしまいます。
はじめのうちは、自分に関わりうるところは自分で調べなければいけないのです。
でもそれって結構難しくないですか?
例えば、上司にこの資料まとめといて!って頼まれたとしましょう。
その時、別の先輩に去年の資料無いですか?とか以前のものないですか?って聞いて、その資料をもとに少し変更して提出したら、これは横着でしょうか?効率化でしょうか?
個人的にはなんとなくですが、考えて動いている感もあって、横着よりも効率化と言っていい気がします。
しかし、ゼロから創るという経験を上司がさせようとしているのであれば、これは横着にあたるかもしれません。
本当に違いはあるのか?
個人的には、違いがあるようなないような微妙なものだと思ってしまいます。横着したくて、効率化するわけだし。
それでも上司がなぜそれを自分に頼んでるのかを意識すべきかもしれません。プロセスを経験させたいのか、結果を早く欲しいのか。それによって、横着と映るか、効率化と映るかが変わるかもしれません。
それに気づけなければ、最終的に『新人は、人に仕事を振るな。アドバイスはもらっても自分でゼロから作れ』と思ってしまうかもしれません。これの範囲内であれば、効率化と呼ばれ、範囲外であれば、横着と言われてしまうのだと。
もっとも大切なことは、自分が横着か効率化かを決めるのではなく、常にその判断基準は上司にあるということです。(悲しいけれども)
だから新人は、上司がこう思ってるんだからと表面上ではその意図通りに行動し、裏ではこうやれば効率的で横着できると意識しておくのが良いかもしれません。